- クルトガダイブはなぜ人気なの?
- 他のシャーペンとは何が違うの?
これまでの希少性から手に入れられた人が少ないクルトガダイブですが、人気の理由は希少性があるからだけではありません。
クルトガダイブはなぜ人気なのか、何が特別なのか気になりますよね!
そこで今回は
- クルトガダイブが人気の理由は?
- 他のシャーペンと何が違うのか?
について解説します。
クルトガダイブの機構を他で例えるなら「ラーメンの全部のせ」、「好きなものが全部入ってるお子様ランチ」です。
つまりみんなが欲しい機構を1本に詰め込んだ、特別なシャーペン!
では一体どんなものなのか、早速解説していきたいと思います。
目次
クルトガダイブなぜ人気?人気の理由を6つ紹介!
クルトガダイブの箱いいな、俺は当然買う pic.twitter.com/ctblc6BxGf
— あきすけ🖌 (@akisuke_paint) February 15, 2023
クルトガダイブは世界で5000本、公式でも発売のお知らせをせずこっそり売り出し、「謎だらけだがなんだかすごいシャーペンが出た!」というところからスタート。
その後爆発的な人気になり、新色の第二弾、継続品の第三弾と再販を繰り返してきました。
なぜそんなに人気のなのか?
その人気の理由は6つあると考えます。
- 自動で芯が出てくる
- 芯がずっととがってる
- 芯が丁度いい長さに調節できる
- キャップを外すと芯が出ている(キャップ付き)
- メタリックな色
- 数量限定
それではこれらの理由を詳しく解説していきます。
自動で芯が出てくる(自動芯繰出機構)
クルトガダイブは自動で芯が出てくるので、芯を出すノックがいりません。(ノックはできます。)
これまで他のメーカーでも自動で芯が出てくるものはありますが、芯が短くなってパイプが押されてから芯が出てくるタイプのものでした。
あのパイプを引きずる感覚が、個人的には嫌だったんですよね(笑)
しかしクルトガダイブは約440画書くと自動で芯が出てくるので、パイプを引きずるあの「ガリッ」ということがないのです!
ありそうでなかったというのがウケていて、「これを考えた開発者すごい!」ということになっています。
芯がずっととがってる(自動芯回転機構)
クルトガダイブは書いているうちに芯が自動で回転して、芯がずっととがった状態になる「クルトガエンジン」という機構があります。
また、クルトガダイブには小さな窓がついていて、芯が回転している様子が見られるのでちょっと見ていて楽しいです。
クルトガシリーズお馴染みの機構ではありますが、書く線の太さが変わらないのがいいですよね!
芯が丁度いい長さにできる(繰出量調節機構)
クルトガダイブは芯の長さを5段階で調節することができます。
まずMIN、MID、MAXと3段階表示されており、それぞれの間にもう1段階ずつ調節ができるので全部で5段階です。
個人的には芯が短いと書きずらい気がして嫌なんですが、絶妙な位置でずっと書けるのはいいですよね!
MAXだと芯が折れやすいですが、筆圧が強めの方は長くないと芯が自動で出てくるタイミングに間に合わないかもしれません。
自分の筆圧に合わせて一番使いやすい量を探してみてくださいね!
キャップを外すと芯が出ている(初筆芯繰出機構)
クルトガダイブはキャップをはめることで芯が押し出され、キャップを外した時に芯が自動的に出るようになっています。
これは「初筆芯繰出機構」(しょひつしんくりだしきこう)と言われ、他の高級シャーペンにはあまりない機構です。
他のシャーペンはキャップを外した後芯を出すためにノックをすることがありますが、クルトガダイブはキャップを外すと芯が出る仕組みなのでノックがいりません。
つまりキャップを外せば、すぐ書き始めることができるということです。
本当に最初から最後までノックがいらないのはすごいですよね!
マグネット式キャップ
クルトガダイブはのキャップはマグネット式です。
ただのキャップですが、たかがキャップ、されどキャップ。
使い終わって閉める時に「カチッ」、使い始めるときにボディにはめて「カチッ」は癖になります。
他にもクルトガダイブのキャップには以下のようなメリットがあると考えます。
- ペンケースの中で芯が折れない
- ペンケースが汚くならない
- 先端が守れる
ただ、クルトガダイブのキャップで一番のメリットは、先ほど紹介した「キャップを外すと芯が出る」というところだと思います。
メタリックな色
クルトガダイブは「書くにのめり込む」というキャッチコピーがあり、のめり込む自然の情景をイメージした色だそう。
メタリックで何とも言えない色の深さに「ツボ過ぎる!」「色が好き」という人も多いようです。
傷がつきにくい加工もされているので、そこも安心ですね!
個人的には第2弾のカスケードブルーの色もシルバーっぽくて好きですが、ブラックやレッドも欲しいところです。
今後さらに新色の展開がされていくことに期待しています!
数量限定発売
第一弾は世界で5000本生産と言うことで話題沸騰。
おそらく最初は希少性を狙いとしたのではなく、お試しで出したのかもしれませんね。
第二弾は再販ではなく新色と言う形で数量限定で発売されました。
クルトガダイブ自体に魅力があるのでどちらもすぐ売り切れしまい、ネット販売での価格の高騰や買いたくても買えないという希少性からさらに人気が高まったようです。
第三弾は継続品ということで、限定品ではなくずっと販売されていきます。
始めは手に入れるのが難しいかもしれませんが、時間が経てば手に入れやすくなるでしょう。
クルトガダイブ他のシャーペンと何が違う?
普通のシャープ(Pentel GRAPHGEAR1000 .9)
vs
クルトガ(三菱鉛筆 クルトガDIVE)片方だけが磨耗されるか、万遍なく摩耗されるかの違い。
いつも均一な字幅で書けるかって意外とかなりのメリットなんだよね!#クルトガDIVE #クルトガ #クルトガダイブ pic.twitter.com/E14wAGBI87
— ゆずは凛♪ (@rin_yuzuha) November 13, 2022
実は自動で芯が出てくるシャーペンや、芯の長さが調節ができるシャーペンは他にもあります。
しかしクルトガダイブのようにノックがいらず、芯がとがり続け、丁度いい長さに調節できて、キャップもついているという機構をすべて持ち合わせているものは他にはありません。
つまりクルトガダイブは「ずっと書くことに集中できるシャーペン」。
これだけの技術をシャーペン1本に詰め込むと、大きさや重さなど実用性の問題が出てきます。
より良いものを作ろうと、開発期間は実に12年かかったそうです。
まさに欲しい機構を詰め込み、実用性も兼ねたシャーペンは他にはなく、革命的なものを感じてしまいます。
クルトガダイブは学生やビジネスマンに人気と聞きますが、ストレスなくずっと書き続けられるので人気になる理由も納得ですね。
まとめ
クルトガダイブにアビスブルー、デンスグリーン、トワイライトオレンジの3色が定番化!本当に欲しい方の手に渡りやすくなりますね pic.twitter.com/46UtCFJPWO
— くろねこ (@dafi_second) December 22, 2022
- クルトガダイブが人気の理由は?
- 他のシャーペンと何が違うのか?
について解説しました。
クルトガダイブがなぜ人気なのかというと、みんなが欲しいと思う機構が1つに入っているからです。
クルトガダイブの機構を4つ挙げてみます。
- 自動で芯が出てくる(自動芯繰出機構)
- 芯がずっととがってる(クルトガ機構)
- 芯が丁度いい長さになる(繰出量調整機構)
- キャップを外すとすぐ書ける(初筆芯繰出機構)
これらに加え、マグネット式キャップがついているというのもポイントです。
さらにメタリックな色や数量限定だったという希少性もあり、人気の理由となっています。
そして他のシャーペンと何が違うかというと、1つずつの機構を持っているシャーペンは他にはありますが、これらの機構が1つのシャーペンに入っているものは他にはありません。
あまりの人気で継続品が発売されることになったので、これからは欲しい人も手に入れられると思います。
シャーペンにしては高額ですがこの技術力、そして地味にストレスだったことが解消できて書くことに集中できる価値は高いと思いますよ!
あとはクルトガ自体好みが分かれるので、書き味などは他のクルトガシリーズを試してみるといいでしょう。
買うか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。